スワローテイルメイト:クイーンがキングと正面から向き合う

守られたクイーンが正面からチェックし、斜め後ろの2つの退路は相手自身の駒でふさがっています。

アプリ内に1,107問

スワローテイルメイトはダブテイルメイトの親戚で、形をちょうど45度回したものです。クイーンはキングの真正面、同じファイルか段に立ち、ほかの駒に守られています。クイーンはキングのまわりを、2マスを除いてすべて押さえます。残るのはキングの斜め後ろの2マス。そこにちょうど守る側の駒がいると、キングは閉じ込められ、その形が二股に分かれたツバメの尾に見えます。

いちばんよく出るのは、キングがキャスリングの位置から追い出され、盤の中ほどをさまよっているときです。

メイトの局面

わかりやすい例です。黒のキングがe7、黒のルークがd8とf8。白のクイーンがキングの真正面のe6に着地し、d5の白のポーンに守られています。

キングのまわりを1マスずつ確かめましょう。

  • e6:クイーン。d5のポーンに守られていて取れません。
  • d6とf6:6段目で、クイーンが押さえています。
  • d7とf7:クイーンの斜め隣で、押さえられています。
  • e8:キングの後ろのeファイル上で、やはりクイーンのラインが届きます。
  • d8とf8:クイーンが届かない唯一の2マスですが、黒自身のルークがふさいでいます。

これでメイトです。形はどの向きにも回せます。クイーンがキングと同じ段の横に立っても、反対側の斜めの2マスが守る側の駒で埋まっていれば同じです。

起こる前に見抜く

ポーンの陰に安全に収まったキングには、スワローテイルはめったに出ません。こんな場面に注目しましょう。

  • キングが盤の前の方へ追い出されている。f7やe6でのサクリファイスのあとによくあります。
  • クイーンがキングのすぐ隣に着地でき、それを支えるポーン、ナイト、ビショップがある。
  • 守る側の駒がキングの後ろで混み合っている。展開しそびれた、または下がってきたルークや小駒が典型です。

カギの手は、静かな準備の手であることがよくあります。クイーンの着地マスを支えるポーンの前進や、そのマスを押さえるナイトのジャンプです。あとはクイーンのチェックでとどめです。

よくある間違い

攻める側がやりがちなのは、ダブテイルとの混同です。クイーンがキングの斜め隣だと、押さえられないマスが変わり、必要なふさぎ駒も変わります。キングのまわりは必ず1マスずつ数えましょう。クイーンを守る駒が先に取られたりピンされたりしないかも確認を。

守る側のミスは、たいてい、もう定位置を離れたキングの後ろで駒が混み合っていること。斜め後ろの2つの退路に座ったルークやビショップは、牢屋の壁になります。キングが中央にいて相手のクイーンが迫っているなら、斜めの逃げ道を最低1つは空けておきましょう。

練習のしかた

  1. 2つをセットで覚えましょう。 ダブテイル:クイーンがキングに斜めに接し、まっすぐの2マスがふさがっている。スワローテイル:クイーンがまっすぐ接し、斜めの2マスがふさがっている。両方知っていれば、あてずっぽうがなくなります。
  2. まず守り役を探しましょう。 キングの隣のクイーンは、守られていて初めてメイトです。ほかの計算より先に、支えている駒を見つけましょう。
  3. ヒントは上手に使いましょう。 パズルで詰まったら、キングの隣のどのマスにクイーンが支えつきで着地できるか考えます。たいていその問いで答えが見えてきます。

何度か解けば、中央に出てきたキングがクイーン1手で負ける寸前だと、ひと目でわかるようになります。

例題パズル

まずは自分で考えてみましょう。準備ができたら正解を開いて、一手ずつ確認できます。

パズル 1

2手メイト 白の手番 レーティング 1077
正解を表示

正解

  1. 23.
  2. 24.

パズル 2

3手メイト 黒の手番 レーティング 1394
正解を表示

正解

  1. 39…
  2. 40.
  3. 41.

パズル 3

2手メイト 黒の手番 レーティング 1613
正解を表示

正解

  1. 22…
  2. 23.

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