見抜く力から、読む力へ
レーティングおよそ1000〜1500の中級者向けパズルで、タクティクスは本物のコンビネーションらしくなってきます。正解はたいてい2〜3手で、1手目が駒得する手とは限りません。勝ちを準備する手です。キングをフォークのかかるマスへ追い込むチェック、守り駒を消すサクリファイス、相手に良い応手を残さない静かな手。
基本のパターンはもう知っています。これからのパズルは、それが盤上に現れる1〜2手前に見抜くことを求めてきます。
まず練習したいこと
このレーティング帯に来たばかりなら、単発のタクティクスをコンビネーションへつなぐモチーフに集中しましょう。
ピンとスキュアー。 ピンされた駒を攻めることを覚えましょう。もっと大きなものを失わずには動けない駒です。そして、前にいる価値の高い駒がどくしかないスキュアーを狙えるようになりましょう。
ディスカバードアタックとディスカバードチェック。 ある駒が動いて別の駒のラインを開くと、2つの脅しが同時に生まれます。ディスカバードチェックは特に強力です。相手がチェックに対応している間に、動いた駒はほぼどこへでも行けるからです。
守り駒の除去。 駒やマスが1回しか守られていないなら、先に守り駒を取るか追い払いましょう。
ディフレクションとおびき寄せ。 守り駒を役目から引きはがしたり、フォークやメイトがかかるマスへ駒を誘い込んだりします。
2手メイト。 まともな応手をすべて含めて、手順を最後まで読む練習になります。パターン認識から本当の読みへの、いちばんの架け橋です。
基本のエンドゲーム。 キングとポーンのエンドゲーム、オポジション、スクエアの法則は今のうちに。正確に数える力がつき、どこでも役立ちます。
1日に何問?
ほとんどの中級者には、1日10問くらいがちょうどいいでしょう。着実に伸びるには十分で、当てずっぽうではなく1問ずつしっかり読む時間も取れます。元気な日は20問も大歓迎。ただし質は落とさずに。
1週間の配分は、何日かテーマモードで弱点をひとつ鍛え、残りはどのモチーフが来るかわからないトレーニングで。後半が大切です。実戦では、盤上にフォークがあるなんて誰も教えてくれませんから。
中級者がはまりやすい落とし穴
1手目で読むのをやめる
強そうな1手目を見つけて、応手を確かめずに指してしまう。MateMindでは手順のどこで間違えても不正解なので、決める前に読みを終わらせましょう。
中間手を忘れる
素直に取り返してくると思ったら、相手が先にチェックやもっと大きな脅しを入れてくる。交換が終わる前に、どちらかに強制力のある手がないか必ず確認しましょう。
相手が協力すると思い込む
自分のアイデアは見えても、守りは見落としがちです。最善の応手は何か、特に自分のキングへのチェックや、浮いている自分の駒への反撃がないか考えましょう。
チェックと駒取りしか探さない
中級者向けパズルの多くは、静かな手で解けます。強制力のある手が通用しないなら、相手が受けきれない脅しを作る手を探しましょう。
上級パズルに進むサイン
次のような状態なら、レベルを上げる準備ができているでしょう。
- レーティングが1500前後で落ち着いている。
- 2手メイトは普通に解け、3手メイトもいくつか解ける。
- 言われなくても、中間手や守りの手段を探すのが習慣になっている。
- ミスの原因が、1手のアイデアの見落としではなく長い手順になっている。
- ピン、フォーク、ディスカバードアタックなど主要なタクティクスのテーマで、シルバーバッジを獲得している。
MateMindのランクでは、このレーティング帯はナイトからビショップまでで、100ポイントごとに目に見える昇格があります。1500でルークに届いたら、中級パズルを卒業したはっきりしたサイン。シュプリンガーが一緒にお祝いしてくれます。










