ボーデンメイト:2つのビショップがX字に交差してキングを仕留める

交差する斜線上の2つのビショップが、自分のルークや駒にふさがれたキングをメイトにします。

アプリ内に1,015問

ボーデンメイトは、クイーンサイドキャスリングをためらわせるパターンです。2つのビショップの斜線がキングの位置でちょうど交差し、X字を描きます。残りのマスはキング自身のルークやマイナーピースがふさぎ、多くの場合、どこからともなく現れたようなクイーンサクリファイスから始まります。

名前は19世紀のイギリスのプレイヤー、サミュエル・ボーデンにちなみます。いちばんよく見るのはc8やc1のキングに対してですが、同じ形は盤のどこにでも現れます。

ビショップがキングを捕らえるしくみ

基本形はこうです。黒のキングがc8、黒のルークがd8、別の黒の駒(ナイト、ビショップ、ポーンなど)がd7。b7のポーンはもうありません。ここで白には2つのビショップがあります。

  • a6のビショップがa6-c8の斜線でチェックし、b7も押さえます。
  • f4のビショップ(またはb8-h2の斜線上のどこか)がc7とb8を押さえます。

キングの隣のマスはb8、b7、c7、d7、d8。2つは黒自身の駒がふさぎ、残る3つはビショップが押さえています。黒がa6のビショップを取れず、b7に駒も入れられなければメイトです。

2つのビショップは違う色のマスにいて、斜線が交差しています。このX字こそ、頭に焼きつけたいイメージです。

メイトへのよくある道筋

最も有名な導入は、c6へのクイーンサクリファイス。黒はクイーンサイドにキャスリングしていて、c6には黒のナイトかポーン。白はすでにb8-h2の斜線にビショップを置き、a6に届く白マスビショップもいます。白はQxc6+! bxc6でb7のポーンがいなくなり、a6-c8の斜線が開きます。そしてBa6#で終局です。

ほかの道筋もあります。b7のポーンがすでに前進したり交換されたりしていて、ビショップがa6へ歩いていくだけのことも。b7へのルークやナイトのサクリファイスが同じ役目を果たすこともあります。ポーンが取ったり消えたりすれば、a6-c8の斜線は開くのです。

相手のキングがc8にいたら、こう自問しましょう。

  • b8とc7を狙う自分のビショップはあるか?
  • もう1つのビショップは1手でa6に届くか?届かないなら、何が邪魔しているか?
  • 障害はb7のポーンだけか?それなら、どうすれば動かせるか?

よくあるミス

攻める側の最大の危険は、キングの逃げ場の数え間違い。d7やd8が空いていれば、キングはそこへ逃げるだけで、サクリファイスはただの駒損です。守る側がa6で取り返したり、b7に合い駒したりできないかも確かめましょう。

守る側のミスは、たいてい何手も前に起きています。相手のビショップがすでにクイーンサイドを狙っているのにクイーンサイドへキャスリングし、d7とd8を駒で埋めてしまうのです。…b5や…b6を不用意に指すのもミス。サクリファイスなしでa6-c8の斜線が開いてしまうことがあります。

実戦のコツ

  1. 両方の色に注意。 ボーデンメイトには白マスと黒マスのビショップが両方必要です。どちらかが交換されれば、危険はほぼ消えます。
  2. 守るときは逃げ場を残す。 d7かb8が空いているだけで、メイト攻撃が空振りに終わることがよくあります。
  3. c6を引き金と考える。 クイーンサイドにキャスリングしたキングの前のc6に駒があり、相手のビショップが2つとも活発なら、警報を鳴らしましょう。

X字の形は覚えやすく、一度ピンとくれば、自分の対局でも交差するビショップが見えてきます。

例題パズル

まずは自分で考えてみましょう。準備ができたら正解を開いて、一手ずつ確認できます。

パズル 1

2手メイト 白の手番 レーティング 987
正解を表示

正解

  1. 12.
  2. 13.

パズル 2

2手メイト 黒の手番 レーティング 1371
正解を表示

正解

  1. 16…
  2. 17.

パズル 3

2手メイト 白の手番 レーティング 1867
正解を表示

正解

  1. 28.
  2. 29.

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