タクティクスの土台はできている
ビショップランクのプレイヤーには、もう技の引き出しがあります。フォーク、ピン、スキュアー、ディスカバードアタックはおなじみで、はっきりしたモチーフがひとつあれば、たいてい見つけられます。丁寧に読めば2手メイトも読み切れて、相手キングが息苦しくなっていることにも気づき始めました。
これは立派な成果です。次は、その技を組み合わせて使う番です。
上達が遅く感じる理由
このレーティング帯のパズルが、きれいなモチーフをひとつだけ見せてくれることはまずありません。あるアイデアが次のアイデアを準備します。サクリファイスで守り駒をそらして、初めてフォークが現れる。チェックでキングを悪いマスに追い込み、そこへディスカバードアタックが決まる。見慣れたパターンをひとつ探して終わりにすると、こうした局面は理不尽に感じます。
何度も出てくる見落としが3つあります。
- 中間手。 取り返してくると思ったら、相手が先にチェックやもっと大きな脅しを入れてくる。指す前に、自分にも相手にも中間手がないか探しましょう。
- 静かな手。 勝ちにつながる手が、いつもチェックや駒取りとは限りません。2つの脅しを同時に作る落ち着いた手や、キングの最後の逃げ道を断つだけの手が決め手になることもあります。
- 相手の守り。 自分のアイデアだけ読んで、相手が素直に応じると思い込みがちです。最善の守りは何か、特に自分のキングへのチェックがないかを必ず確かめましょう。
ルークランクに向けた練習テーマ
ディフレクションとおびき寄せ。 ディフレクションは守り駒を本来の役目から引きはがします。おびき寄せは駒(多くはキング)を、攻撃を受けるマスへ誘い込みます。
働きすぎの駒。 1つの駒が2つのものを守っていたら、両方の仕事を同時に突きつけましょう。こなせるはずがありません。
インターフェアレンス。 相手の駒と、それが守るマスの間に自分の駒を割り込ませる手です。探そうとすら思わないプレイヤーが多いパターンです。
メイトのパターン。 バックランクメイトの先へ。スマザードメイト、ナイトとルークのアナスタシアメイト、2つのビショップが交差するボーデンメイト、隅で決まるアラビアンメイト。どれも、目を鍛えた人ほど見つけられます。
基本のエンドゲーム。 キングとポーンのエンドゲームは正確さを教えてくれます。オポジション、スクエアの法則、キングを積極的に使うタイミングを覚えましょう。ミドルゲームの判断もぐっと楽になります。
無理なく続けられるルーティン
このランクなら、デイリー目標は10問がちょうどよく、冴えている日は20問でも。駒に触る前に、1問ずつ頭の中で最後まで解き切りましょう。途中で1手でも間違えると不正解なので、スピードより数秒多めの読みのほうがずっと得です。
テーマモードとトレーニングを組み合わせましょう。テーマで気づいた弱点を磨き、トレーニングで何が来るかわからなくても通用するか確かめます。メイトのパターンやエンドゲームでシルバーバッジが集まってきたら、次のランクは目の前です。
次の目的地:ルーク
1300でビショップII、1400でビショップIII、1500でルークです。段階ごとにシュプリンガーが電球を用意して待っています。一度ビショップIに届けば、表示されるランクがそれより下がることはありません。










